去年の6月から続いている歯科治療。
むか~しむかしの根管治療の根が再感染して精密根管治療を続けて1年以上。
3本目の治療もやっと終わりに近づいてきました。
最初に治療したのは最も奥の歯。
こちらは最も感染が強く、再感染を見つけてくれた歯医者さんからも「この歯は手遅れで残せないかも。」と言われていたし、今通っている歯医者さんでも歯根破折が見つかって、仮に保険外の高い歯を入れてもいつまでもつか分からないと言われていました。
治療の過程では炎症がひどくなって眠れないほど痛んだり(フレアアップという症状のようですね、まさに炎上)、とにかく痛いことに耐えましたが治療がすべて終了したら嘘みたいに痛くなくなりました。
最終的にどんな歯を入れるか、という決断で
・いつまでもつか分からないからこそ、良いものを入れてなるべく長持ちさせる
・いつまでもつか分からないのであきらめて保険の歯にする
上記2つで大変迷いましたが、せっかく長い治療を我慢したので、なるべく長く持つようにと意を決して保険外の金歯を入れました。この時は金歯は14万円でした。
そして次に奥から2番目の歯を治療。
こちらの歯も途中でフレアアップ状態になり大変痛みまして。しかも、最終の治療が終わってからもずっと痛みが続いてたんです。
先生がマイクロスコープやCTで確認してくれましたが、治療自体は先生としては大成功。
痛みは徐々に引いていくはずだ、とのことですが治療後も眠れないほど痛みが続いてしまい、それが落ち着いてからも堅いものを食べると痛みが走る。
再々治療が必要になるようだったら高い歯を入れるのは無駄でイヤだし、でも先生的には大成功なら、こんなに痛みを我慢したのに保険の歯を入れることで再々感染の危険性が上がるのも絶対に避けたい。
そんな考えがグルグルしていて迷っているのを見て、先生が「それじゃ先に3本目の歯の治療に入って、今回治療した歯をどうするかはその間様子見していいですよ。」と言ってくれたので様子を見ることにしました。
3本目の歯は、前歯に近い場所で奥歯と違って根管も1本しかないとのことで、今までの歯よりもかなり順調に進みました。
治療の過程で痛いこともあったけど、今までの2本の歯と違って眠れないほど痛いってこともなく、痛み止めを飲めば我慢の範囲内でした。
そして3本目の歯もそろそろ治療が終わりそう。
先生「そろそろ3本目の歯も終わるけど、材質はどうしますか?前からよく見える歯だから白いものにした方が良いけど。保険ではプラスチックと銀歯が選べますよ。保険外だと、この位置だと金歯は目立つからジルコニアになりますね。」
私「それは見た目だけの違いですか?」
先生「ジルコニアは非常に強度が高いです。外側だけでなく中の芯棒も違って、保険外はグラスファイバーで歯への負担が少なく歯が割れる危険性が少なくなっています。保険の歯の芯棒はプラスチックですね。治療前の歯に入っていた心棒は金属ですが、昔は金属が主流だったんですね。今は保険でもプラスチックなので昔の治療に比べれば割れにくくなっています。pekeさんの歯は再根管治療だから、1度目の根管治療よりも割れやすくなっているので保険外を勧めたいところですが、お値段が高いのでね。保険でも銀歯は目立つしあまりお勧めしないから、保険のプラスチックか保険外のジルコニアですね。今回は仮歯を作って入れておくので次の治療までに考えておいてください。」
先生「前に治療した奥歯の具合はどうですか?」
先生が考える時間をくださったおかげで、3本目の治療が終わるころには痛みも落ち着いていて、最終的な歯を入れても良いかなという気になっていました。
私「調子よいです」
先生「では3本目の歯と一緒に型取りしましょう。材質はどうしますか?奥から2番目だし外からはほとんど見えないと思うので、再治療して弱った歯への負担を考えると、グラスファイバー+金歯を勧めたいですが、お高いので…。保険の歯で済ませる方もたくさんいらっしゃいますよ。」
この歯も治療にかなりの時間をかけてもらったし、すごーく痛かったから再治療の可能性は下げたい、どうしても!
私「金歯でお願いします!」
先生「わかりました。ただ・・・」
私「?」
先生「前回の金歯の時より金の相場が上がってしまって、今は15万円です。」
あっそうなんだ。
14万も15万も私としてはどちらも痛い出費だけど、迷っているうちに1万円も値上がりしてるとはー!
くやしーーー!
と思った歯科治療の話でした。
友達からもらったお土産
台北のホテルオークラのパイナップルケーキとヌガー。
これ食べたかったやつだーーーー♪
ヌガー食べるときは仮歯取れないか心配でした(笑)
懐かしいポスト
私が小学生のころ、教科書で「青いポストは速達郵便」って習ったけど、青いポストはもともとレアキャラだったのに、最近は昔よりももっと少なくなって気がする